ノワール深月

学校へ行かないのは悪いこと?

こんばんは。

ノワール深月です。


メルロさんから

不登校の話題が出ましたので

勝手にバトンを受け取って

不登校の話題にさせていただきます。

 


我が家は息子が通算6年間

五月雨登校と不登校をしました。

娘は通算2年間五月雨登校でした。

 

子供が学校に行かない

というと

学校や身内が色々と

アプローチをしてくるのですが

 

当の本人たちは

引きこもっているので

 

対応するのは必然的に保護者

ということになります。

 

ちなみに我が家は

夫が単身赴任中だったので

 

一人ですべて対応

さらには夫からも色々と言われ

という状態でした。


ここまでの話だと

いかにも母親である私だけが

辛かったという内容になってしまいますが

 

実のところ「一番つらいのは子供自身」

ということ。

 

その頃はメルロさんから

それを言われても

なかなか心に響きませんでした。

 

響かなかったからこそ

 

「近所や学校の手前もあるし

学校に行ってよ!」

 

など

 

いわゆる

「タブーな言葉」

を投げつけていました。

 

「私は行かなくていいなん

言ってないのにどうして

周りから色々と言われなきゃいけないの?」

 

と思うと

黙っていられなかったのです。

 


しかし、しかしです。

 

学校に行っていない

というだけで

ただ家にいるだけ。

 

学校で暴れてきたり

外で補導されるようなこと

してくるのと

どっちが良いだろう?

 

と考えるようになりました。

 


家にいるだけで

暴れるわけでもなく

 

勉強せずに

ゲームとか動画ばっかり

の生活だけど

 

別に悪いことしないじゃん

 

と気づいてからは

私から色々と言わなくなりました。

 


言わなくなってしばらく経つと

 

それぞれが自分のタイミングで

殻を破って飛び出していきました。

 

今でこそ

学校、遊び、バイト

とほとんど家にいないほどの

多忙な生活を楽しんでいます。

そんな二人が口を揃えて言ったのは

 

「色々と考え事をたくさんしていた」

 

でした。

 

身体的な動きがなかったので

何もしていないようにしか

見えなかったけど

 

頭の中は実に忙しく

グルグルと動いていたそうです。


この期間は

気が向いたときは

二人で昼食を作ったり

お菓子作りを楽しんだり

していたので

 

自炊のスキルがいくらか

身に付いたという恩恵もありました。

 


そして何より嬉しかったのが

元気になったこと。

 

親というのは

 

学校へ行くことばかりに

フォーカスしてしまいがち

ですが

学校へ行かないのは

悪いことなのでしょうか?

 

お子さんに対して

本当に望むことは

「学校へ行くこと」

ではなく

「元気に過ごすこと」

ではないでしょうか?

 

「元気だから学校に行く」

のであって

 

学校へ行くことは

実はオマケみたいなもの。

 

確かに

出席日数の兼ね合いで

困ることも

 

出てくるかもしれませんが

 

お子さんの元気が最優先!

 

実は親御さんの中には

 

校に行けばすべてが解決する

 

という思い込みをされている方が

実に多いんです。

 

ご自身が本当に

お子さんに望むことを

気づくことから始めませんか?

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