タイミングは子供が決める。
こんばんは。ノワール深月です。
今日は不登校の話題です。
今の時期といえば
「冬休み明けから登校できないかしら?」
「キリが良いからタイミング良さそう。」
不登校のお子さんのいるご家庭では
そんな思いがふわふわと
浮かんでいることと思います。
このタイミングは大人から見たら
タイミングよく感じられるかも
しれませんが
お子さんにとってのタイミングは
そうとは限らないんです。
もしかして
「冬休み明けから行ってみようよ!」
と声をかけているご家庭もあると思います。
そこで
「わかった!行ってみる!」
とお子さんが返事をしている場合も
あると思います。
まずこの場合は
休み明けからの登校が叶わなくても
ガッカリしなくて大丈夫です。
殻を破るタイミングは人それぞれ。
子供が自分で決めることなんです。
そして
「わかった!行ってみる!」
とお返事したけど
登校しなかった場合ですが
これは嘘をついているわけではないので
この場合もガッカリしなくて大丈夫です。
以前にもお話しした通り
その時は親の声かけに
前向きにお返事したのは
本心なのです。
その時は本当に行ってみようという
気持ちになっていて決して
嘘をつこうだなんて思っていないんです。
ガッカリする気持ちはわかります。
私も嫌というほど経験して
本当に嫌になりましたから。
もし前向きにお返事したとしたら
「今はそういう気持ちなんだな。」
と思う程度にして
期待しすぎないであげてほしいです。
これは親側のメンタルの為でもあります。
気持ちのアップダウンが激しいと
親の方も疲れてしまいます。
それにガッカリしている様子を見て
お子さんが
「自分はダメダメなんだ!」
と思ってしまったら
「行ってみようかな」と言えるようになった
微々たる前進も逆戻りしてしまうかもしれません。
「行かない〜!」が
「行ってみようかな」に変わっただけでも
進歩だと思いませんか?
繰り返していくうちに
「今度こそ」
と外に出る日が必ずやってきます。
不登校は長期戦の場合が大半です。
なので親の貫禄でどっしりと構えて
見守ってあげませんか?
noir
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