ノワール深月

周りの人ができること。~見守るのも思いやり~

こんばんは。ノワール深月です。

不登校のお話です。

「うちの子、不登校なんです」

という方よりも

「知人(または親戚)の子が不登校なんです」

という方の方が多いと思います。

 

この多数派の皆さんに向かって

 

「手助けしてあげたくて

色々と考えているという方!

挙手してくださ~い!」

 

と言ったら大半の方が

手を挙げてくださると思います。

 

何かしてあげられないだろうか?

何かアイディアはないだろうか?

 

そう思って不登校ママさんに

色々と声掛けをしてくだる方

本当に多いんです。

 

例えば

「どこそこにお祓いに行ったら?」

「このお医者さんに診てもらいなさいよ」

「〇〇っていう全寮制の学校に預けたら?」

などなど。

 


しかし…

当事者のご家庭ではすでに

色々と考えたり、声掛けしたりと

一通りのことをトライしている方が

大半なんです。

 

さらに学校側への対応も

なかなか疲れます。

 

しかも不登校というのは長期戦なだけに

周りの方の声掛けの数は

半端ないので不登校ママさんは

子さん自身とのやりとりよりも

皆様からの声掛けに対応すること

とても疲れていらっしゃる

という実情があります。

 

色々と心配してもらえていることは

ありがたいことだとわかりつつ

この声掛けが不登校ママにとって

負担になってしまい却って

お子さんを追い詰めてしまう場合も

多いんです。

 

そこで周りの人に何をしてほしいか?

それは…

 

気分転換に付き合ってくれること。

 

もちろんお子さんへの

提案関係の話題はナシで。

 

身内の方などで

お預かりができる関係の方でしたら

お子さんを預かってあげて

気分転換の時間を取れるようにしてあげる

というのもとてもありがたいです。

 

心配だからこそ何も言わないというのも

思いやりの一つだと私は思っています。

 

何か言うよりも黙って見守るほうが

大変ですが、ここは一つ

 

心配だからこそ見守って

あげていただけませんか?

 

お子さんが自分で殻を破るのを

静かに見守っている様子を

一緒に見守ってあげていただけませんか?

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