ノワール深月

新学期がタイミングとは限らない。

こんばんは。ノワール深月です。

本日は久しぶりに不登校の話題です。

 

新学期が始まって少し経ちましたが

「新学期の学校復帰が叶わなかった~」

と落胆していらっしゃる方も

いらっしゃることと思います。

 

キリの良い時のほうが

周りに溶け込みやすいかも

とか

具体的にいつ頃なら戻れそうか

と、ついキリの良いときに

期待をかけてしまう親御さんは

多いかと思います。

 

しかし!

それは大人の考えるタイミングであって

本人のタイミングはそれぞれです。

 

以前にもお話ししましたが

わが子は二人ともそれぞれ

不登校やら五月雨登校を

やってくれました。

 

二人とも自室にこもるというよりは

家にこもるという家から出ない状態

とはいえ

食事の時間には一緒にテーブルに

いましたので引きこもりとまでは

いきませんがそれでも

二階の自室ににこもる時間が

多かったです。

 

そんな二人が復帰を決意したのは

それぞれ違うタイミングでした。

 

長男は「大学まで行きたい」という目標

ができたので、まず高校受験のために

中三のスタートに学校戻ることを

本人が目標を立てて動き出しましたが

 

それを言い出したのはある日突然で

キリの良いときでもなんでもない日でした。

 

また、二歳下の娘の場合は

五月雨登校をしていた時期に

大好きなアーティストのライブに

初めて行くことができたのですが

その念願のライブの会場で

「こんなこと(五月雨登校)をしていては…」

とふと思ったのがきっかけだったそうです。

 

落ち着いた頃に本人からこの話を聞いて

なぜライブ?と思いましたが

本当にそれがきっかけだったそうです。

 

そんなわけなのでキリの良い時は

期待をかけるタイミングではありません。

こうして期待をかけ続けるのは

お子さん自身もですが親御さんも

疲れてしまいます。

 

そして、ここからがさらに重要!

身内や友人のお子さんの五月雨登校や

不登校を心配されている方にお願いです。

 

「次の新学期には行けるといいね!」

などという声掛けをしないように

してあげてください。絶対に!です。

 

言われる側にしてみれば

心配してくれている好意は受け取りますが…

というのが本音です。

こういう言葉にプレッシャーを

感じてしまう人が多いのが実情です。

 

もし何かしてあげたいと

いうのであれば声掛けよりも

美味しい物を用意してあげることで

元気を分けてくださいませんか

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