お知らせ

また二人に戻るとき。

こんばんは。ノワール深月です。

今日は夫婦の話題です。

 

「最後はまた夫婦二人に戻るのだから、

仲良くね。」

 

これは「家族大好き!」な恩師から

いただいた言葉です。

 

熟年離婚を選択する人も多い昨今では

ありますが、その選択をせず、

一緒にいるという選択をするのならば、

この言葉のように

「また二人に戻る」ことになります。

 

出会い、結婚して、家庭を築いていく

その中で色々な形で家族が増え、

また色々な形で家族を見送り

その間に犬も食わない夫婦喧嘩も

幾度となく繰り返し…。

そして最後はまた二人に戻ります。

 

その時どんな風に過ごしていたい?

「仕方なく」一緒に居たいですか?

「仲良く」一緒に居たいと思う人の方が

多いと思います。

 

さて、ここで言う「仲良く」って何だと

思いますか?

 

四六時中ずっと一緒にいること?

それが好きな人もいると思います。

 

でも実際は…

「嫌いじゃないけど、ずっと一緒に

いるのはキツいんだよね…。」

というのが本音の人が多いです。

 

では、どっちが正しいのか?

 

どちらが正しいというわけでは

ないです。

 

結論としては

「無理に一緒に居なくて良い」

四六時中ずっと一緒に居るのが好き

なら、それで良いです。

 

しかし、そうではないなら、お互いに

別々の時間も楽しめば良い。

お互いに別々の世界があるのは、

別々の人間なのだから自然なこと。

 

別々の世界を持っているからこそ、

一緒にいる時間を楽しめたらステキだと

思いませんか?

「ずっと一緒にいない=仲が悪い」

というわけではないはず。

一緒に居る時間を楽しめるのが

仲良しだと思いませんか?

 

実は定年したばかりのご主人は

「お家生活」ビギナーズ。まだ自分の

世界ができていないために、一日をどう

過ごして良いのかわからず、

妻の行動を詮索してしまったり

出かける妻に「わしも」とくっついて

一緒に出かけたがったりする人も

少なからず存在します。

昔よく言われた「わしも族」になって

しまいがちです。

 

そして家にいるから、昼食の支度という

お仕事が増えます。

 

そんなわけで、妻の立場としては、

お得感の少ない時期を迎えるので、

夫にイライラする妻が多数。

どちらが悪いというわけでもないのに

ムダに仲が悪くなる原因が満載。

そんなの、もったいない!

やっとのんびりする時間ができたのに。

 

どうしてこんな話をするかというと、

実は我が家は、数年前に夫が仕事を

辞めて、単身赴任先から戻って、

「お家生活」をしていた時期があった

のです。つまり…

 

「単身赴任(ほとんど家にいない)」から

「ずっと家にいる」という真逆の生活に

なったわけです。

 

その時期の夫は、まさに「わしも族」で、

私が仕事が休みの日を心待ちにしていて、

スーパーへの買い出しはもちろんのこと

古紙などをリサイクルステーションに

出しに行くだけでもご一緒していました。

友達と出かけると言わない限りは

気づくと助手席に乗っている、という

感じだったので、定年後を想像すると

憂鬱になったのは言うまでもありません。

 

今となっては、定年後の予行演習になった

と思えますが

次の「お家生活」は今のところは定年後の

予定ですが、その時には時々「わしも族」

でも良いけど、お互いが好きなことをして

スーパーへの買い出しは仲良く出かける、

そんな夫婦でいたいな、と思っています。

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