ノワール深月

子供の不登校で得られたこと。

こんばんは。ノワール深月です。

「子供の不登校で得られたこと」

現在進行形のご家庭の方は

このタイトルを見て

「大変なだけで得るものなんて

あるはずないでしょ!」

 

とほぼ全員が思われることと思います。

当時の私も何を言われても

耳に入ってきませんでした。

 

不登校を通過した後に

気づくことばかりでしたが

 

我が家の場合は

息子自身が得たこと

「簡単な料理ができるようになった」

「家族の手を借りずに

お菓子作りができるようになった」

「ありがとうという言葉を以前よりも

言えるようになった」

 

私自身が得たことは

実家の親が以前ほど世間体を

気にしなくなったこと。

↑実はかなりうっとうしくて困っていました。

 

以前にもお話したと思いますが

当時小学生だった息子が

鬱っぽくなったときに

うつろな目で「死にたい」

と言いながら前傾姿勢で

ウロウロと歩いていました。

 

その姿を目の当たりにしたことは

私の両親にとってもかなり

ショッキングな出来事だったようで

 

世間体とか見栄が大好きな

私の両親(特に母)はこの時期から

そこまでとやかく言わなくなりました。

 

学校に復帰したばかりで

高校受験に臨もうという時期には

多少何か言いたげでしたが

 

それでも息子に対しては

黙って見守ってくれていました。

 

以前なら「どこの高校受けるの?」

耳にタコができるくらい

訊いてきたことでしょう。

 

あのショッキングな姿が

きっかけになり

「元気でいることが一番」

という意識に変わったようです。

 

我が家の例としてお話し

させていただきましたが

気づきの瞬間は日常のあちこち

潜んでいて

こういう時にも色々な気づきや

人生のヒントが潜んでいるのです。

 

現在進行形の方々が

明るい気持ちでこの先を

過ごせるかどうかは

 

色々なことに気づくことができるか

どうかということだと思います。

 


あの時は本当に

「息子と一緒にいっその事…」

などと悩む日々が続きましたが

 

ちゃんと気づきが潜んでいるものだと

あとから実感しました。

 

あの時は子供の不登校は

人生における罰ゲームなのでは?

と心から思っていましたので。

 

実は罰ゲームではなく

大事な気づきのチャンスや

運を上げていくヒントの塊

のような時期でした。

 

この時間に潜むヒントを見つけることは

難解なゲームに挑戦するようなもの

かもしれませんが

 

通り抜けた先には

生きづらさから解放されたご自身

の姿があるはずです。

 

私自身、こうして皆さんに

お話できるようになったのも

あの時間を乗り切ったからこそ。

 

「いっその事…」を実行することなく

現在という時間を生きられていることに

感謝しています。

 


今は不登校の相談を度々

いただくようになりました。

 

自身の経験から少しでもヒントを

与えられるようになったということも

私のスキルになりました。

 

泣きたいときは泣きにきてください。

精いっぱいご相談に乗らせていただきます。

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