橘メルロ

#2 紫微斗数の12の部屋で読み解く心の地図

紫微斗数の12の部屋で読み解く心の地図

― 星の配置は、あなたの内側にある「12の物語」を映し出す ―

紫微斗数の命盤(めいばん)には、12の部屋(宮)と呼ばれる場所があります。それぞれの部屋は、あなたの人生の中にある「心の領域」

を映し出しているのです。

 

今日は、その12の部屋を

心の地図として見つめながら、

自分の中にあるテーマやバランス

を整えるヒントをお伝えします。

 

ちょっと漢字の感じの読み方が難しいですが

慣れたら簡単です。

 

12の部屋とは? ― 人生を映す12の鏡

紫微斗数では、

人生を大きく12の領域に分けて考えます。

たとえば、あなたが仕事で感じるやりがい、

人との距離感、家族との関わり

それらは、すべてこの

「12の部屋」に表れています。

 

この12の部屋は、いわばあなたの心の鏡

外で起こる出来事は、実は

この鏡を通して「内側のテーマ」

を映しているのです。

 

12の部屋が語る、あなたの心の地図

それぞれの部屋には、こんなテーマがあります。

  • 命宮(めいきゅう):わたしの本質・人生の核
  • 兄弟宮(けいてい):つながり・コミュニケーションのあり方
  • 夫妻宮(ふさい):パートナーシップ・心の交流
  • 子女宮(しじょ):創造性・未来を育てる力
  • 財帛宮(ざいはく):お金・才能・受け取る力
  • 疾厄宮(しつやく):体・心のメンテナンス
  • 遷移宮(せんい):変化・冒険・外の世界との関わり
  • 奴僕宮(ぬぼく):仲間・社会での役割
  • 官禄宮(かんろく):仕事・使命・社会で果たす役割
  • 田宅宮(でんたく):居場所・安心できる環境
  • 福徳宮(ふくとく):喜び・趣味・心の満足
  • 父母宮(ふぼ):原点・見守る力・ルーツ

 

これらを見ていくと、

人生が「どんなバランスで動いているか」

が見えてきます。

たとえば、仕事ばかりに意識が向く時期は

官禄宮が強調されているサインかもしれません。

逆に、家族との関わりを深めたい時期は

田宅宮父母宮に光が当たることも。

 

星の流れは、あなたに

「どこを見直すと心が整うか」

を教えてくれています。

 

12の部屋を読み解くことは、自分と和解すること

紫微斗数のすばらしさは、

未来を予言することではなく、

自分の中の声を聞くための地図

であることです。

 

誰にでも、「うまくいかない」

と感じる時期があります。

でも、星の配置を見てみると、

そこには必ず理由がある。

「あ、今はこのテーマを学んでいるんだ」

と分かるだけで、

心がふっと軽くなることがあります。

 

12の部屋は、あなたの人生の12章。

すべての章に意味があり、

どれも欠けてはいけない大切な経験です。

 

あなたの心の地図を整えるタイミング

忙しい日々の中では、

自分の本音を置き去りにしてしまう

ことがあります。

そんなときこそ、

星の地図を開くタイミングです。

 

「私は今、どの部屋に心を置いているだろう?」
そう問いかけてみると、

 

意外な気づきがあるかもしれません。

 

星を通して自分の現在地を知ることは、

未来を整えるための第一歩です。

 

まとめ 12の部屋が描くあなたという物語

紫微斗数の12の部屋は、

ひとりひとりの魂のストーリー。

どんな星の配置であっても、

そこには意味があり ます。

 

人生の流れがうまくいかないとき、

それは次の章へ進むための準備

なのかもしれません。

 

星は、あなたを苦しめるためではなく

本来のあなたを思い出してほしい

と願っています。

 

どうか今日も、

自分の中の小さな光を信じてください。

その光こそが、

あなたの心の地図を導いてくれます。

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Written by 橘メルロ / わたし再設計ナビゲーター

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