橘メルロ

疾厄宮 ― 命宮とともに見るわたしらしさと心の奥

紫微斗数の中で、

身体(肉体・健康)や内面の心を映す場所

それが疾厄宮(しつやくきゅう)です。

疾厄宮は単に

「健康」や「不調」を意味する部屋ではなく、

 

あなたがどんな心のクセを持ち、

どう内側で自分を感じているかを示す場所。

 

そしてこの疾厄宮は、

命宮や財帛宮とともに我宮と呼ばれます。

 

命宮が、人からどう見られるか

どう振る舞うのが自分らしいかを映すのに対して、

 

疾厄宮は、内側で何を感じているか

どんな思いを抱えているかを映します。

 

つまり疾厄宮は、命宮とともに

あなたという存在を形づくっています。

 

命宮と疾厄宮 ― 人から見たわたし、心の中のわたし

命宮には、

自分らしい振る舞い方

人にどう見られるか

社会でどう立ち位置を取るか

といったーマがあります。

 

一方、疾厄宮は、

感じ方

ストレスの受け止め方

心の奥にある反応

を表します。

 

例えば、

命宮の星が前向きで明るく見えても

疾厄宮が繊細な星を持つ場合、

内側では小さな出来事にも

反応しやすいかもしれません。

 

命宮(外で見せる自分)と

疾厄宮(内で感じる自分)の両方を

理解することで、

人から勘違いされたり、

自分って本当はそうじゃないのにな

という気持ちの整理ができるはずです。

疾厄宮に主星がない場合

もしあなたの命盤で、

疾厄宮に主星がない場合

それは内面が空っぽという意味ではなく、

自分の顔や身体への興味(良く見せたい)

に興味が薄かったり、

 

自分の内面について考えることが

あまり得意ではない、

と言う形で出たりします。

 

この場合は、
周りからの言葉(評価)通して自分を知る

例えば、自分が無自覚でも

 

手先が器用だね

優しいね

気が利くね

 

など、人から言われる言葉を頼りに

自分自身の価値を受け入れてください。

 

まとめ:内側の声を無視しないこと

疾厄宮は、あなたの本音や

問題の受け止めかたを教えてくれる場所。

体の不調、心のざわめき、疲れ

それらはすべて、魂が

自分を大切にしてと伝えているサインです。

 

心身の揺らぎも人生の一部。

それを悪いこととせず、

リズムとして受け入れることが大切です。

 

人に見せている自分(命宮)と、

心で感じている自分(疾厄宮)。

その両方を知り、認めることで、

あなたの人生はもっと自然で穏やかになります。

 

疾厄宮は、こう語りかけています。
「ちゃんと感じていい。休んでいい。
それも、あなたらしさの一部だから」と。

星の叡智で、わたしを再設計する。命宮と疾厄宮 ― 人から見えるわたしと心の奥のわたしの両面から、
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Written by 橘メルロ / わたし再設計ナビゲーター

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