お知らせ

ハンドル強奪事件~春によくある事件~

こんばんは。ノワール深月です。

今日は家族関係の話題です。

 

受験生ファミリーでは、結果が出て

いよいよ次年度への動きの最終決定の

時期だと思います。

 

ご本人はもちろんのこと、ご家族の皆さん

もお疲れ様でした。

 

しかし、こういう状況だからこそ

「誰のための受験なのか?」

ということをあらためて認識するべき時。

 

「ノワールがまた吠えているぞ。」

思われようが吠えます!

毎年でも吠えます!

人生を車に例えるならば

 

「それは誰の受験ですか?」

「この人生のハンドルは誰のものですか?」

 

受験は本人の努力はもちろんのことですが

一人で乗り切るものではないだけに、

どうしても「ハンドル強奪事件」

頻発しやすいです。

 

志望校を決める時期もそうですが、

結果が出そろったこの時期にも

頻発します。

 

確かに、伴走してきたご家族が

気持ちが入りやすいのは仕方ない。

 

そのために

「誰の人生か?」

という境界線が見えなくなりがち。

 

受験に限らず、就職や結婚など、

人生の選択をするときには

起こりやすいです。

 

たとえば、決める時期あるあるで

 

「世間体の良い学校に行かせたい」

「自分の出身校に行かせたい」

「近くに居てほしいから、遠くに

就職しないで」

「遠いところにお嫁にいかないで」

などなど。

本人じゃない以外の希望を

挙げてどうする?

 

どのご家庭にも事情はそれぞれ

ありますが、かといって

↑のようなことを叫んでみたり

実力行使に出る、

なんてことは運転席に入り込んで

ハンドルを奪うということ。

つまり「ハンドル強奪事件」です。

 

そして強奪犯は実は親とは限りません。

きょうだいや親戚という場合も

あります。

 

しかし誰であろうと、明らかに

その車は定員オーバー。

定員オーバーした車が安全に

走行できるのでしょうか?

できませんよね。

 

 

そして、親の希望の進路を

選ばなかったからという理由で

それまでの頑張りに拍手できない、

本人の人間性まで否定してしまう、

という親御さんも実際にいます。

ここで声を大にして言います!

 

「実際に進むのは、誰ですか?」

 

話し合いではなく、

一方的な説得(という名の押し付け)で

納得のいかない選択をせざるをえなかった

人が親を信頼して生きていけるのか?

大人という生きものを信頼できるように

なるのか?

 

こういうぶつかり合いが起こった時こそ

子供は親の持ち物ではないということを

再認識する、良い機会です。

 

親子関係で悩んだ際には

私たちのところへ是非!ご相談に

いらしてくださいね。

生年月日のデータも併せて、お互いが

楽になれる方向を探すためのお手伝い

をさせていただきます。

 

素敵な親子関係を築いていけますように。

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