気づきをくれた両親~「北風と太陽」のように~
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて2023年最初のブログは親子関係。
ここで母のことをしょっちゅう書くように
なったせいか(?)母だけでなく
両親のありがたみを痛感したり
思い出したりすることが増えています。
嫌な思い出に蓋をすることで
穏やか(なつもり)に過ごせるように
なっていたのですが
こうして書いていく機会に恵まれたということは
イヤな記憶もろとも蓋を開けて向き合いましょう
ということのように思います。
この年末は体調不良に見舞われた我が家。
いつもなら私だけは大丈夫なのに
珍しく私がダウンしてしまいました。
あ。今はだいぶ落ち着いていますのでご心配なく。
不調を知らせてからというもの
母からは電話で、父からはLINEでそれぞれが
一日に何回も連絡を入れてくれました。
大変心配をかけてしまい頭が下がる限りです。
「してほしいことがあったら遠慮なく言ってください」
「食料品の買い出しは大丈夫?何か買っていこうか?」
などなど。
極めつけが父からの
「〇〇と▽△と◇◇と□□を用意しました。
足りないものはありませんか?」
というLINEでした。
お正月にお邪魔する予定が
今回のことで行けなくなった分
その時に一緒に食べようと思っていた食材を
届けてくれることになったのですが
私としては期待していなかったのだけに
びっくり。しかも
「足りないものはありませんか?」
の一文にさらにびっくり。
これで足りないなんて言ったら
バチが当たりそうな内容でした。
母はとにかく来てほしい人なので
「お正月は来ないの?」
ということばかり言っていたのですが
後期高齢者である両親のところへ
こんな体調でお邪魔しては
と遠慮することにしました。
そして今回のことで今更ながら気づいたことは
実家を避けていた娘にここまでしてくれる両親は
無償の愛を持っているんだなあ
ということ。
色々ありすぎなほどありましたが
こればかりは見習うべき点であると
反省しました。
私が好きな絵本に
「北風と太陽」という本がありますが
かつての母の無茶ぶりは「北風」ですが
困ったときに一所懸命になってくれる姿は
「太陽」だと思いました。
体調を崩したのは辛かったけど
こうして立ち返ることができたのは収穫でした。
例えばタロットカードには
どうしようもなく終わった意味のカードは
存在しないというのと同じで
何事も意味があって気づきのチャンスがある。
親の思いももちろんのこと
こういうことに気づけたことは大収穫です。
noir
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