ノワール深月

「デモデモダッテ」~自分の中の妖怪~

こんばんは。ノワール深月です。

誰の心の中にも欲や邪な気持ちが

ありますよね。

今日はそれを妖怪だという設定で

3つの妖怪を紹介します。

 

「妖怪あらさがし」

人のアラを探して相手を悪者にしてみたり

自分が優位に立とうとする心。

 

「妖怪すねかじり」

親の愛情と恩恵を一心に受けて

楽しく過ごそうという心。

 

「妖怪デモデモダッテ」

相手の言うことをいちいち否定して

さも自分の考えが優れているということを

示したがる心。

一番目の「妖怪あらさがし」は誰にでも

心当たりはあると思います。

気に入らない相手に出会ってしまうと

活発に活動し、大人になってからだと

子供の恋人に対して活発に活動する場合多し。

二番目の「妖怪すねかじり」は親の状況や

親子関係によって現れない場合もあります。

この妖怪に棲まわれている人は

恵まれているとも言えます。

この妖怪のいいところは親以外には

すねかじりをしません。

またすねをかじった後で

恩返しをするかどうか

棲み主次第です。

三番目の「妖怪デモデモダッテ」は

自分なりに考えていることに対し

何かを言われることを極端に嫌い

この妖怪が活発になると人間関係は

大変さみしいものになります。

恐れずにこの妖怪と棲み主との関係に

メスを入れるような人物が現れない限りは

友人はかなり少ないです。

今日の話題の妖怪は三番目の

「妖怪デモデモダッテ」。

実はこのお方も誰の心にも

棲んでいます。

人の言うことに対して反論することが

何よりも好き。

さらにネガティブオーラをふりまく

天才でもあります。

なので運気も下げやすいです。

そして自分が一番正しいと思っている人の

中では特に活発に活動します。

人の意見やアドバイスを聞くことを好まず

場合によっては周りをシャットアウト

すべく重厚なシャッターをガッシャーン!

閉めることも厭わないので

棲み主は、ずっと独りで生きていく気であれば

良いのですが、そうでないのであれば

シャッターを閉めさせない努力が必要です。

 

ところでふと思ったのですが

このお方の特性を逆手に取ってみるのは

なかなか面白そうな気がします。

「デモデモダッテ」とぬうぅっと顔を

出してきたときにこのお方の言い分を

聞いてみるのです。

「どうしてそう思ったのか?」

「それは自分のため?まわりの人のため?」

と問いかけてみて気持ちを整理してみることに

活用してみるのです。

このお方も用もなく現れません。

どうして現れたのか?

自分(棲み主)の得のためにではなく

誰かのために状況を良くできるのでは?

と現れたのであれば

「じゃあ、どうしようか?」と

相談することは

人の喜びのために生きるきっかけに

つながると思いませんか?

 

自分(棲み主)のためとは言いながらも

実はそれだけではないかもしれません。

 

ネガティブ博士ともいえるこのお方と

ご相談することで気持ちが上向きになって

見る世界が少しずつ変わっていったら

面白いと思いませんか?


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