ノワール深月

娘の一言~気づきのきっかけはどこにでもある~

こんばんは。ノワール深月です。

今日は、タイトルのように

娘の一言から気づきを得たお話です。

 

大学生の娘はオンライン授業の

兼ね合いなどで家にいる日は昼食を

極力インスタントやコンビニに

頼らずに手作りしています。

 

学校に行く日は自分でお弁当を作って

持っていっています。

 

そんな娘の一言は

どんな言葉だったのかというと…

 

「今のうちにお料理を覚えておかないと

覚えないまま大人(社会人)に

なってしまう気がするの。」

 

という一言でした。

 

これに対しては

「ふーん。そう…?」

「まあ!偉いわね!」

など色々なリアクションが

あると思うのですが

 

私の場合は「あ。これって…」

フルタイムで働いていた母に代わり

どんな状況でも夕食の支度を

していた時期を思い出したんです。

 

大学受験の時期の入試直前の日でも

お構いなし。

高熱があってもお構いなし。

この当時は母を鬼どころか

悪魔だと思いましたよ(笑)。

後者の高熱の時は入院直前の

病気だったんですから。

 

でも、前述の娘の一言で思ったのが

「これはお料理を覚えるための

機会を与えてもらっていたんだ」

ということでした。

(機会を与えたのは母では

ありません。母はとにかく

おさんどんを助けてほしい

ばかりの多忙っぷりだったので。)

 

この時期は辛かったけど

いざ結婚したときには

結婚前からの仕事を続けながら

なんとかお料理をして

夫と楽しく食卓を囲めたのも

実家や友人宅の食事のヘルプが

できたのも、あの時に必然的とはいえ

料理を覚えられたおかげだったんだなあ

と思いました。

 

この娘の一言にハッとするまでは

「お母さん、ひどい…(涙)」

と心から思っていましたが

 

誰かに頼られる存在になれたことや

娘が私のレパートリーの中から

気に入ったものを見よう見まねで

覚えてくれたことは

密かに嬉しいことでした。

 

前置きがずいぶん長くなりましたが

 

このような気づきのヒントは

日常のあちこちに潜んでいます。

 

そしてどの経験も無駄ではない!

ということを覚えておいて欲しいです。

 

辛い経験もすべて自分の栄養に

なるのであれば

そんなに悪くないと思いませんか?

 

今回は私の経験を長々と

書いてしまいましたが

 

ご自身の経験の中から
「あ。そういえば…!」

と気づきを得てもらえると幸いです。

 

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