ノワール深月

それは誰の幸せですか?

こんばんは。ノワール深月です。

タイトルで気づいた人も

いらっしゃるかもしれませんが

親子関係の話題です。

 

「有名な学校に入るのよ!」

「大きな会社に就職するの!」

「結婚しても市内に住んでね!」

「有名な大学を出ている人と結婚しなさい!」

「子供を中学受験させなさい。」

 

この上記の発言どう思いますか?

 

実際に私が母から言われた言葉の中の

ごく一部です。

 

母としてはある意味で私の幸せを

願った上での発言だったようです

私にしてみれば

 

「それってお母さんの願望でしょ?

という話です。

 

母が望む有名な学校は

私の行きたかった学校では

なかったし

 

大きな会社に就職すれば

すべてOKとは限らない。

 

結婚しても実家の近くに住むことは

母から呼び出しをされる頻度が

半端なかったので私にとっては

却って面倒なことになった。

 

結婚相手の学歴に関しては

私は気にしてませんでした。

「書類に書いて立派な人」が

母の望む相手だっただけ。

 

子供の中学受験に関しては

本人が希望したからチャレンジ

させたけど途中でリタイア。

希望しなかったら

チャレンジさせませんでした。

 


こうして書いていると

「私のお母さんって(ある意味で)

すごいでしょ?」と自虐ネタに

できそうな気がしてきました。

 

考えてみて。

有名な学校も大きな会社も

そして結婚してからの住まいや

結婚相手の条件。

さらには子供の受験。

 

全部叶えたら必ず幸せ?

別にそんなことないよね?

 

じゃあ誰が幸せ?

 

本人が望んで手に入れた場合に

限っては本人は幸せかもしれない。

 

相手に「幸せになってほしい」と

心から願うのであれば自分の願望を

押し付けるべきではないよね?

 

この問題で誰が不幸か?

という点について

私のモノサシでの発言を

お許しいただけるのであれば

 

この問題で一番不幸だったのは

自他の線引きができないまま

大人になり年老いてしまった母

だと思いました。

 

そしてこれらの発言によって

幸せを感じた人は皆無だったと

思います。

子供の幸せだと思い込んで

自分が考えている幸せを押し付け

その末に自分を不幸にしてしまう

なんて皮肉ですよね。

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