ノワール深月

タリッキー~自分の中の妖怪~

こんばんは。ノワール深月です。

妖怪シリーズのお時間がやってきました。

 

妖怪シリーズ楽しく読んでいます!

という声がちらほらと聴こえてきて

嬉しい限りです。

読んでくださっている皆さんに

感謝感謝です。

 

さて。本日ご登場いただく妖怪さんは

「タリッキー」です。

 

棲み主さんがどうなってしまうか

というと「他力本願」な思考回路に

なってしまうんです。

 

例えば「自分が幸せじゃないのは

親が!学校が!会社が悪い!」と声高に

叫びます。

 

え?それって自分自身の問題では?

 

と思った方は「タリッキー」不在

と思って間違いありません。

 

こういう考え方の基に生きていることで

自分を不幸にしていることに気づかず

 

さらには周りのせいにして

幸せになろうとしていないんです。

 

自分の幸せを考えたとき

家庭や学校や会社に答えはありますか?

 

答えは「NO!」

 

なぜなら答えは自分の中にあるのだから。

そして「タリッキー」の棲み主さんは

常に他人の力が本命ですから

なかなかめんどくさいです。

「あの人にコレを貸してもらって

この作業をやろう」

と計画したとします。

 

しかしそれは自分の持ち物ではなく

そのため相手の都合との兼ね合いが

あるので、相手の都合がつかなければ

貸してもらえない場合もあるわけですが

 

断ろうものなら滅茶苦茶にダダをこねます。

「だって貸してもらえないとできない!

どうしても貸してほしいんだもん!

できなかったらアンタのせいだからね!」

などと言い放ちます。

 

そもそも貸す貸さないは

持ち主さんの裁量というか厚意であって

脅してまで借りようという発想がおかしい。

 

そんなに必要なら自力で用意すべきところ

ですが棲み主さんはその人のものを

借りることしか頭にありません。

 

まさに「他人のふんどしで相撲を取る」

のが当然と思っているわけです。

 

こういう人は貸さないと

「アンタのせいで不幸になった」とか

それに近い捨て台詞を言うかも

しれませんが貸さなかったことに対して

罪悪感を感じる必要はありません。

 

勝手に逆恨みをすると思いますが

放っておけばよいです。

 

貴方が手を下さなくても

ドーナツ化現象確定ですから。

 

助け合いは大事だけど

コレって違うよね?

ということが起こったときは

無理しなくて大丈夫です

 

「タリッキー」飼いの人を相手に

「助け合い」は成立しませんから。

 

もし身近な人に

「タリッキー」の気配を感じていて

離れたいけどどうしよう?という場合は

ご相談にいらしてくださいね。

一緒に方法をさがしますから。

 

無理のない相手とステキな繋がりを

築いていけますように。

 >  タリッキー~自分の中の妖怪~

ページトップへ