学校の成績がすべてじゃないよ!~毒親にならないために~
こんばんは。ノワール深月です。
今日は親子関係の話題です。
子供を持つ人、つまり親という立場での
「あるある事項」だと思いますが
成績の良いお子さんの親ってやたらと
羨ましがられる傾向が強いんです。
「〇〇さんのお子さんは
成績が良いからいいわねえ」
「頭の良いお子さんを持って
幸せねえ」
などというフレーズは少なからず
耳にしたことがあると思います。
正直なところ「ええい!お黙り!」です。
こんな風に「成績=幸せ」という
思考をお持ちの方はズバリ「毒親」です。
勉強だけできればみんなハッピー?
私に言わせれば
お子さんが元気に過ごせていること
反抗期というプロセスにさしかかって
憎らしいくらい反抗してくることが
どんなにありがたいことか
ご存じないようです。
中高生くらいのお子さんの親御さんには
「憎らしいのは元気な証拠」くらいの
勢いでドンと構えていてほしいものです。
話は少々逸れますが
勉強だけはできるけど
日常生活のことが全くできない子とか
人間関係がかなり大変な偏屈タイプとか
いわゆる「頭でっかち」なお子さんの
親はけっこう大変だし心配なんです。
うらやましがられている場合ではない
というのが本音だそうです。
確かに学校という場では成績が良いと
留年とか追試の心配がない。
受験も有利でしょう。
その点だけは羨ましいのは
わからないでもない。
さて、話を戻します。
お子さんが元気に過ごせていること
ゴハンを元気よく食べていること
こんな何気ないことがどんなに
ありがたいことか…!
ここを自覚していないと
お子さんの持って生まれた
可能性や個性を親の手で
潰してしまうことになります。
そんなステキなものを
潰したいですか?
例えば、ご自身の同級生のみなさんが
大人になってどんな生き方をしているか
ご存じですか?
生き方も職業も様々で
学生時代の成績とは別の次元での
幸せを見つけたり築いたり
しているのではないでしょうか?
学校の成績がすべてじゃない
ということはここで一目瞭然では
ないでしょうか?
受験の話題のときにも
お話ししたと思いますが
親の希望や野望は手放してほしいです。
これはお子さんのためだけじゃなく
親自身のためでもあります。というのは
希望や野望にとらわれているのは
「毒親」と言う名の窮屈な鎧を
まとっているのと同じだからです。
「あ。もしかして」とか
「それ、うちの親だ」と思った方
何人かいらっしゃるはずです。
どちら様もその鎧を
代々受け継ぐことなく
ここで脱ぎ捨てていきましょう。
みんなが楽に生きられますように。
ステキな親子関係を気づいていけますように。
noir
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