ノワール深月

つまり「答えはありません」

こんばんは。ノワール深月です。

 

いきなり突き放すようなタイトルですが

お子さんのことに対する「答え」を

知りたがる親御さんに向けた内容です。

 

「頭の良い子に育てる秘訣はなんですか?」

とか

「有名大学に入れる子はどうやって

育てたら良いのでしょうか?」

という質問をしたがる人が一定数

存在します。

 

そしてその答えはたいてい

「特に何もしていません。」なんです。

というのは、そんな子を育てた親御さんは

その答えを知りません。

特にそれを意識して子育てしてきたわけ

ではないので「特に何もしていません。」と

答えるしかないのです。つまり

「答えはありません」ということです。

 

例えばある時のこと

「斜め上の発想をする力を持っている」

かつ

「社交的な上に統率力も兼ね備えている」

というステキなお子さんのお母さんと

お話しする機会があったので

何かコツがあるのかと聞いてみたのですが

彼女の答えは

「よく学校の先生からも聞かれるけど

何もしていません。」

でした。

 

その時は肩透かしをくらった気分に

なりましたが、親子関係のご相談を

受けたりしてわかったことは

 

子供を「こういう風に育てたい」と

力みすぎるよりも最低限の礼儀だけ

教えて、あとは個性をそのまま

活かしてあげる親子関係のほうが

お子さんは伸びるということです。

 

それに子供は親の持ち物でも人形でも

ありません。

 

自分の理想の型にはめようとするのは

お子さんの個性を潰してしまうだけ

でなく親子関係としてもあらぬ方向に

向かう可能性が非常に高いのです。

 

つまりタイトルの通り

自分の理想通りの子供に育てる方法を

知りたがる人に対しての答えは

「答えはありません」ということです。

 

札幌ほしよみ堂では悩める親御さんの

ご相談も大歓迎です。

 

生年月日からのデータも併用して

それぞれの親子関係に合った接し方などを

一緒に考えてみませんか?

 

一人でも多くの方がステキな親子関係への

一歩を踏み出せますように。

 

みなさんがドアをノックしてくれる時を

お待ちしております!

 

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